空室戦国時代を生き抜く

空室対策【『AD』 客付け業者への宣伝広告費】編 ≪空室戦国時代≫を生き抜く!!空室に困ったり、空室期間が長くなってきたとき考えること

木型の人が砂時計を持ち、日本紙幣に囲まれている写真

宣伝広告費を考える

元付業者への広告費だけでなく、
客付け業者への宣伝広告費の支払いも考慮しましょう。

ここでいう宣伝広告費は、管理をしている元付業者様がすでにあり、
元付業者様とは別に、客付け業者様に支払うADや業務委託料の事です。

成約の際に客付けしてくれた業者様へのボーナス的なものです。

不動産屋は両手が大好きです。

中には両手じゃないと仕事しない業者様もいます。

元付業者様だけでなく、客付け業者様にも両手になるチャンスを設けましょう。

これも競争力を付ける戦略の一つです。

■ADがあることが知れ渡っているか?ADを手にしてもらっているか?

この宣伝広告費は、客付け業者へ知れ渡っていなければ意味がありません。

図面のチェックやレインズや業者間サイトでも
客付け業者様への宣伝広告費をアピールしているか、しっかり確認しましょう。

そしてアピールだけでなく、支払うお金が客付け業者に行き渡らないと意味がありません。

宣伝広告費の支払いも元付業者様を通さず直接の支払いでも良いかもしれません。

悪質な元付業者に取られないよう、客付け業者にしっかりアピールして頂き、
宣伝広告費を手にして頂くようなシステム作りが肝心です。

客付け業者様に直接出向いてお礼と共に直接手渡しでも良いでしょう。

物件を覚えてもらい次の空室に備えることもできます。

もっとも悪質な元付業者様でなければその必要もありませんが。

言いたいことは宣伝広告費があることをよく知っていただき、
物件も知って頂く。

そして、成約の際はその報酬を手にしてもらうことが大切です。
できれば客付け業者様の締め日に間に合うよう支払ってあげましょう。

■空室を埋めるために!!タイムイズマネー!!

宣伝広告費は、多くの客付け業者様に大家様の物件を紹介していただくことが目的です。

客付け業者様のモチベーションが上がり、
店頭で物件を紹介し、
案内になる頻度が上がります。

そして大家様が手にして頂くのは、成約のスピードを上げることです。

客付け業者が物件をおススメする順番は以下になります。

1.自社物件(自社所有、自社管理)
2.宣伝広告費が高い物件
3.それ以外の物件

この限りではありませんが、往々にして以上のような順番になります。

今まで3ヶ月かかって空室を埋めていたのが、
2週間以内で埋まることもあります。

収支を考えても損はありません。

空室を埋めるために全力を尽くしましょう。

満室こそが大家様の誇りであり、我々と共に達成すべき事業目標です。

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