空室戦国時代を生き抜く

【家賃】≪空室戦国時代≫を生き抜く!!空室に困ったり、空室期間が長くなってきたとき考えること

空室を減らし、稼働率を上げる満室を目指しましょう。

大きな柱が左右にあり、道の先には光が溢れています

空室期間が以前より長い。

又は空室期間が長くなってきたと感じる。

その原因をたまたま入居者が決まらないと思っていたら≪空室戦国時代≫の泥沼にハマるかもしれません。

スグに原因を探り対策を練りましょう。

危機はもうすぐそばにやってきているかもしれません。

予兆は必ずあります。

小さなサインを見逃さないでください。

『家賃』編

いつだってライバルはあなたを出し抜こうとしています!!

場合によってはあなたのライバルは思いもしない場所の物件かもしれません。

手遅れになってからでは大変な労力が必要になり、

挙句の果てに無駄になってしまうこともあります。

まずは入居者様の候補に上がり選ばれる物件になりましょう。

入居者様のお部屋の選び方は、

家賃、立地、部屋(又は物件全体)の内容、
この3つを基準にお部屋は選ばれていきます。

立地は変えられません。

ですが、家賃と部屋の内容は変化できます。

まずはお家賃。

物件周辺の家賃相場と比べ高くなっていないか。

高くても勝てるストロングポイントがあれば問題ありません。

ですが、ストロングポイントもなく家賃が高いと物件は決まりません。

なぜなら入居者は、同等の安い物件に流れるからです。

相場の確認

市場を見渡すことも大切です。

ライバル物件たちの家賃の急落はないか。

新築の家賃は現在どの程度なのか。

自分と同じような物件がなぜ埋まっていくのか。
常に置かれている状況を把握する必要があります。

1.家賃に見合った内容、
2.内容に見合った家賃、
3.相場に見合った家賃、
4.競争力のある家賃、

適正家賃とはこの4つのことです。
敵を知り、己を知ることです。

家賃設定はあんまり安すぎても疑いの目を持たれます。

本来得られるであろう家賃も得られなくなります。

ライバルに勝てれば良いのです。

入居者様に選ばれる家賃設定を今一度見直してみましょう。

家賃設定を見直すことは、ライバルを確認し、自身の物件を見直すことです。

そこから物件の長所も短所も見えてきます。

満室をあきらめない!空室をほったらかさない!

どう見直したらいいか?

ポータルサイトの利用をお勧めします。

市場価値を確認できるようなサイトもあります。

大家様が借りる気持ちになってポータルサイトで物件を探してみるのも相場観を養います。

入居者様を想定した複数の条件で物件を検索してみましょう。

具体的なライバルが発見できます。

そして最も手っ取り早い方法として、客付け業者への相談もおススメです。

客付け業者は、入居者様と一緒に現場に足を運び、物件を何件も見ています。

家賃と合わせて決まらない原因がわかるかもしれません。

一社ではなく何社か回りましょう!

ただし、ポータルサイトの利用で注意したいのは、
この相場は空室で入居者様を募集している段階です。

中には築年数は新しいのに変な間取りや悪い立地のせいで
大幅に家賃を下げている物件もあるでしょう。

あくまで、そのような物件も含めた表面的な平均値です。

それが大家様の物件の適正な家賃ではない場合もあります。

物件には個性があります。

物件の内容を反映させた家賃で競争力を考えることが必要です。

空室は家賃だけのせいではありません。

大事なことは空室の原因を探ることです。

家賃が原因であれば家賃を変える。

家賃が原因でなければ家賃を変える必要はなく、収益を下げてしまいます。

原因に対する正しい処置を施さなければ空室は埋められません。

できることを少しずつでも整えていきましょう。

必ず満室経営はできます。

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